2022.05.29
「ヤーーヤーードーー!!」
遠くから大人たちの本気の掛け声が。
心臓の音(おと)とともに、太鼓の音(ね)と一生懸命練習したであろう笛の音(ね)が
琴平の街に鳴り響く…
青森のねぶた祭り・弘前ねぷたまつりは、弘前藩の城下町として栄えた歴史ある弘前ならではの
情緒あふれる夏祭りとして有名です。
そんな弘前ねぷたまつりが四国金毘羅・琴平町で行われるということで、四国発上陸というのもあって
仕事終わりにみんなで、行ってきました。
歴史ある香川琴平の町と青森のねぷたのコラボレーションをしたお祭り…
コロナになって3年ほど金毘羅歌舞伎も自粛し、みんなが外出を制限されて3年が経った昨日、
3年ぶりの開催で、歌舞伎の風を久しぶりに感じれたように思います。
みんなの一生懸命な姿が感極まって、お祭り中ひとり号泣してしまった私ですが、
青森まで行くのも難しいので
近場でこんな機会を与えてくださった谷口副町長には、感謝で仕方ありません。
辛いとか苦しいとか
そんな大袈裟なことじゃ無いけれど
心の中で、大きく空いた穴をそっと埋めてくれた気がします。
隣に座ったお婆ちゃんも「なかなか青森には行けんから、嬉しいなぁ」言うとった。
ご近所付き合いの深い“琴平”で、
本当に幸せなひとときでした。
香川県は、狭い町なので
歪みあったり、妬み嫉みもあったりします。
私たちは素直に、毎日誰かを幸せにしたくて、目の前の誰かの笑顔を見たくて
いろんなことをこの町でしています。
その為に、人には見えない努力も人一倍しています。
“素直に真っ直ぐに、誰かの笑顔のためにで合ってるよ”
そう語りかけてくれたお祭りでした。
世の中の人が、少しでも心を浄化して
笑顔で過ごせていますように…
いつもありがとう
ありがとういつも