2020.05.12
「良いものを身につけた時間や経験は 見た目に出るものです」
結局、時間や経験は、その人の姿勢や振る舞いを作るから、着る人も大切。
良いもの着ている人は、年齢や体型では語れないオシャレの楽しみ方を教えてくれるはずです。
最近は、オンラインで簡単に情報が手に入る時代ですが、やはり人ありきだと思いませんか?
私は、ファッションは特に、人とのコミュニケーションありきだと思っています。
買い付け作業もネットでリサーチした内容より、作り手や第一線で活躍されている人たちから得られる話の方が説得力があるんですよね。要は、一次情報だから信頼度も高い。
クリエーターやデザイナーの情報をお客様やスタッフに伝えていますが、
一流のものを求めてたどり着くのは、結局《人》なんです。
接客も商品のモノの良さ、一人ひとり真心込めて伝える。
店頭でスタイリングを一緒に楽しんでいると、お客様も自分に似合うものがわかってきます。
そうすると、着られるものの幅も広がるし、何より着る経験が積めて、自信が絶対的に付いてきます。
昔は、ルイ・ヴィトンも似合わなかったけど、似合うようになる感覚に近いのでしょうかね。
でも、似合うようになるためには、それを身につけなければ、いつまで経っても似合うようにもならないのです。
高価なものには、そういった付加価値があるということも伝えていきたいのです。
「良いものを身につけた時間や経験は 見た目に出るものです」