2021.09.26
私は、悪い噂話に 興味がありません。
過去の事柄を掘り出して、言った言わないの世界から逃げ出すことは出来ないのでしょうか。
人と人が関わる中で、それぞれの解釈と言葉で思いを伝える。
その中で齟齬(そご:物事が食い違って意図した通りに進まないこと)が生まれることは、きっと避けられない。
だからこそ、たくさんの言葉を知る必要があるし、
その人を知る必要がある。
しかもその人を知りも知らないのに、赤の他人が面白がって 奥底で話を広める悪い噂は、大抵がねじ曲がって広まっていくのが 致命的なところ。
芸能人や著名人のゴシップは、「○○らしいよ!」で済まされるのかもしれないけれど、
悪い噂たちが募る募って、本人の耳に入ってしまった時の失礼感ったら ありゃしない。
そう思いませんか?
自分たちは噂されることがないので、その人たちの気持ちが分からないかもしれないのだけれど
事実と違うことが(悪い噂)広まるのは、その人の周りの家族や友達にも迷惑がかかることを、覚えてあげていて欲しい。
どうして、赤の他人がすべての事柄に白黒つけながら話しようとするのだろうか。
喋っている本人たちも聞いただけなので悪気もないのかもしれない、悪意などないのかもしれない。
けれど 突然誰かが敵になり、誰かが潰されていく。
誰かを疑う前に、なぜ自分の言葉を思い返せないのだろう…
想像できないのだろう…
考えてあげないのだろう…
本人が殺人をした、虐めをした、そういう事実があることを話ししているのとは訳が違う。
今回の総点は、事実ではないことが広まることについての話。
有る事無い事を本人に確認もしないで、話に白黒付けたがるのはどうしてだろう…
みんなが写真だけでなく、本を読んだり勉強をして、たくさんの言葉を知る必要があるし、
何より、その人を知る必要がある。
それでも、その努力を続けても尚、結果として真実が100%伝わることはないのかもしれない。
不毛な傷付け合いがただただ悲しい。
そして、悪意が何よりも、恐ろしい。